奈良県の山下誠知事が推進するメガソーラー計画を巡り、地元住民の反対が再び高まっている。
今年3月に計画が本格化して以来、地元の反対は続いており、今月の奈良公園K-POPイベント論争が新たな火種となり、山下県政への不信感は頂点に達している。は。
「防災拠点」から「メガソーラー」へ~住民反対の歴史
反発の背景には、当初防災拠点として予定されていた土地が、山下知事の方針転換で「メガソーラー設置」に変更されたことが挙げられる。
今年3月に計画が強行されて以降、地元住民からは「合意形成が不十分」「防災拠点があったほうが意味がある」などの批判が相次いだ。
議会では「なぜメガソーラーにこだわるのか」との質問に対し、山下知事は「他にアイデアがあれば言ってください」と侮辱ともとれる発言をした。 」と住民の怒りを招いた。た。
今月の奈良公園K-POPイベントスキャンダルで不信感高まる
さらに今月、奈良公園で開催予定だったK―POPイベントが突然中止となり、県政への不信感が再燃した。開催準備不足や地元調整不足が問題視され、「またしても山下県政の独断専行だ」と批判が起きた。
K-POPイベント騒動の経緯と併せて、地元住民からは次のような意見が上がっている。
「同じことを繰り返すな!」
反対派の声
「K-POPイベントに惑わされたばかりなのに、今度はメガソーラー?地元を無視しすぎだ」。
「住民の意見も聞かずにまた強行する。これは独裁国家ではないか」。
「メガソーラーもK-POPイベントもやり方がずさんすぎる。住民ときちんと向き合うべきだ」。
K-POPイベント中止に関するご意見
「イベントを中止して迷惑をかけた直後に、県民を置き去りにした新たなメガソーラー事業が始まるのか。信じられない気持ちしかない」。
「防災拠点を守ったほうが地域のためにもなる」。
一方が賛成
「再生可能エネルギーは必要だが、説明不足が問題。対話の場をつくる必要がある」。
「K-POPの問題は別として、エネルギー政策自体は時代に合っている。」
住民無視の姿勢に批判集中
K-POPイベント事件直後のタイミングと重なり、「勝手にやってるだけ」とも取れる山下県政の姿勢への批判が高まっている。
行事や政策の進め方に共通する「住民との対話の欠如」が改めて浮き彫りになった。
「独断の繰り返し」山下県政の試練
相次ぐメガソーラー事業やK-POPイベントの不祥事で、山下知事の政策ややり方に対する不信感は頂点に達している。
再生可能エネルギーの推進やイベントの開催などの取り組みは重要ですが、地域住民との対話と理解がなければ前に進むことは困難です。
今後、山下知事がどのように住民の声を聞き、合意形成を図っていくのかが注目される。
(文=シェアニュースジャパン編集部)
インターネット上のコメント
・奈良県民の皆さん、怒らないでください。
・リコールがもっと簡単になればいいのにと思います。
・山下知事の判断は概ね正しい。前知事の3期計画があまりにも無駄だったので、それを山下知事が補っている。
・これは奈良県民の責任です。古都・奈良の伝統が消えつつある。もう中学生の修学旅行に行く価値はないんじゃないでしょうか?
・それを有効利用するなら原子力が最適です。
・南海トラフ地震が起きたら、奈良も無傷ではいられない。自分たちの利害が絡んでいるから必死なのでしょうか?
・奈良県では色々なことが起こります。