・前回の記事「未成年との飲酒は黙ってろと言われていた…!彼を『リコ』と呼び仲良し記念撮影まで…!カラオケ店オーナーが明かす「内田理子と旭川警察」「放蕩騒動」の全容」の続きです。
旭川警察はなぜここまで腐敗してしまったのか。情報公開請求を通じて長年、北海道警の不祥事を調査してきた札幌在住の作家、小笠原篤さんは、その背景には警察全体に蔓延する「隠蔽体質」があると指摘する。
「覚醒剤密輸や拳銃押収の偽装捜査に関与したとして現職警部が逮捕された稲葉事件(2002年)以降も、道警内ではさまざまな不祥事が起きているが、隠蔽体質はまったく変わっていない。『不祥事は隠せる』という傲慢さから隠蔽が生まれ、組織責任の追及も行われないため、警察の士気低下は止まらない」
小笠原氏によると、遠軽署の警察官2人は今年4月、「マリファナパーティー」に参加したとして書類送検されたが、当時は氏名や所属は公表されていなかった。同月には北見地方本部監察部長の警部補が温水プールで泥酔しているのが見つかり、拘束された。警部補は泥酔によるトラブルをたびたび起こしていたとされる。
小笠原氏は「そのような人物が、組織を監視する立場の警部補だった。北海道警察はそういう組織だ」と語った。
(わずかに)
faカレンダー7/29(月) 16:30
faチェーン