北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が、米国のホットドッグと韓国の人気料理プデチゲの製造・販売を禁止すると宣言したことが明らかになった。
外国文化、特に韓国を含む資本主義国の影響を排除することを目的とした政策の一環として、違反者は強制労働収容所に送られる場合がある。
参照:
韓国料理に対する厳しい取り締まり
プデチゲは、ソーセージ、スパム、インスタントラーメンを野菜と一緒に煮込んだ鍋料理で、朝鮮戦争中にアメリカ軍の食材を使用して作られました。 2017年ごろに北朝鮮に持ち込まれ、住民の間で広まったが、2024年11月から市場での販売が全面停止されている。
トッポギ(餅の甘辛い煮込み)も禁止されており、市場の業者や住民らの抗議が起きている。 「食品にイデオロギーはない」と主張し、規制の不合理を訴える業者もいる。
住民の声と反対
匿名の商人は「米国のハンバーガーやサンドイッチが規制されていないのに、韓国料理だけを禁止するのは意味が無い」と抗議し、中国延辺朝鮮族自治区ではプデチゲやトッポギが広く食べられていると指摘した。と述べ、「これらの料理は韓国だけでなく多くの地域で共有されている文化だ」と不満を表明した。
北朝鮮は外国文化の影響を厳しく管理し続けており、韓国ドラマや外国映画を視聴した住民が処罰されるケースもある。最近の食品規制も、韓国文化を排除するという政治的意図に基づいているようだ。一方で、「食にイデオロギーはない」という住民の声は、文化を共有する隣国や地域とのつながりを象徴している。
ホットドッグやプデチゲの禁止は、食文化が単なる料理ではなく、政治や社会を反映する鏡であることを示している。 「食にイデオロギーはない」という北朝鮮住民の声は、国境や政治を超えた普遍的なメッセージとして響く。
食文化の制限が続く中、住民が日常の喜びを取り戻す日は来るのだろうか。その行方に注目が集まるだろう。
(文=シェアニュースジャパン編集部)
インターネット上のコメント
・アメリカンドッグは安全ですか?
・朝鮮学校にも適用されるのでしょうか?
・うん?それは面白い…
・パン屋さん:「みんなそこでソーセージも買ってるよ。」
・うーん、なぜでしょうか? ?
・そもそも流通すらしてない。
・焼きそばパンは安全ですか?