「米5キロで4000円」「キャベツ半個で350円」などの値札を見た高齢者らは呆然と立ち尽くし、何も買わずに帰った。
この現状を「すでに食糧危機」と指摘するKAITOさん(@teteatete2021)の投稿がSNS上で注目を集めている。
食料価格高騰が引き起こす現実
KAITOさんは、以前「食糧危機が来る」と周りに話したら笑われたと語ったが、現在の状況はすでに食糧危機が始まっていると語った。その理由は食料価格の急激な高騰です。
例えば「米5キロで4000円」「キャベツ半個で350円」など具体的な価格を提示し、そのせいで高齢者が買い物を断念するケースが多いと訴えた。
投稿には「物価の高騰は貧困世帯だけでなく多くの世帯に影響を及ぼし始めている」と警告が含まれている。
ネット上の反応
この投稿には多くの共感と議論が寄せられました。
・「スーパーで同じ光景を見ました。お年寄りが拾った商品を元に戻す姿を見て心が痛くなりました。」
・「値段だけでなく、野菜の質や量も減っているような気がする。」
・「政府と社会全体がこの問題に対して何もしなければ、本当の危機になるだろう。」
一方で「食糧危機という言葉は言い過ぎではないか」といった意見もあり、物価上昇の背景や対策について議論が高まっている。
価格高の要因
近年の食料品価格の高騰は、輸送費の上昇、原材料費の高騰、円安、気候変動による凶作などの要因が重なって発生しています。
また、世界的な食料需給の逼迫も影響しており、日本でも食料の購入を控えるなど生活の質が低下しています。
こうした物価の高騰は、特に低所得世帯や高齢者にとって深刻な問題であり、必要なものの購入を断念せざるを得ない状況が現実化しつつあります。
「危機」をどう乗り越えるか
KAITO氏の投稿が注目を集める中、食品価格の高騰を「すでに始まった危機」と見る動きが広がっている。
これは個人の問題ではなく、社会全体で解決すべき課題として捉えることが大切です。
消費者の負担を軽減する政策の実施、地域レベルでのフードバンクの活用、地産地消の推進など、具体的な対策が求められる。
物価高の影響がさらに広がる前に、社会全体でこの問題に取り組む必要がある。
(文=シェアニュースジャパン編集部)
インターネット上のコメント
・食糧危機を引き起こしている日本政府は、消費税を減税する代わりに食料品への増税に力を入れています。
・コメについては、政府が大量の米を備蓄していたにも関わらず、米価に悪影響を与えるとして全く市場に出さなかったことが、国民の不安をさらに増大させた。政府は米価下落を「悪影響」と言うのか。この一点だけでも自民党は与党として失格だ。
・すでに政府も声明を発表していますが、昨年の米不作の影響で、今年も米不足になるのは明らかです。そして去年に比べて備蓄が足りないので輸入しているようです。しかし、円安になれば外国産米でも高くなる可能性が高い。 。 。
・私はお米が大好きな消費者ですが、間違ってもお米の生産者を責めないでください。経営不振で廃業する米農家も多いと聞きますが、キャベツが1個1000円以上するのは農家のせいではないと思います。むしろ、農政を怠ってきた政府が悪いと私は考えています。キャベツが食べたい
・食糧危機は確実に始まっています。
・さて、食糧危機とは、食糧がなくなることだけでなく、高すぎて買えなくなることも意味します。これは盲点でした。
・そういえば、食糧危機の話をしたら、バカじゃないですかと言われたことがありました。