マリー・アントワネットの世界感あふれる紅茶の名店「LE SALON DE NINA’S 日比谷」 | ことりっぷ

2023年3月にオープンした「東宝日比谷プロムナードビル」。その2階に「LE SALON DE NINA’S(ル サロン ド ニナス) 日比谷」があります。「NINA’S」はフランスの紅茶のブランドで、あのマリー・アントワネットや貴族たちにも愛されたというフレグランスを使ったフレーバードティーが人気です。優雅なティータイムが過ごせる紅茶の名店をご紹介します。
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フランス生まれの紅茶の名店が日比谷に登場

「NINA’S」はフランスの紅茶のブランドで、パリのヴァンドーム広場のすぐ横に本店を構える名店。あのマリー・アントワネットやヴェルサイユ宮殿の貴族にも愛されたというフレグランスを使ったフレーバードティーで有名です。
「NINA’S」の前身は、1672年に創業した「La Distillerie Frères(ラ・ディスティルリー・フレール)」という、フランスで初めてラベンダーエッセンシャルオイルを抽出した会社で、創始者のピエール・ディアズは「アロマのマジシャン」として知られていました。
彼は、ルイ14世の時代からフランス王室にフレグランスを調達していましたが、そのフレグランス作りのノウハウが「NINA’S」の紅茶のフレーバーに受け継がれています。

「LE SALON DE NINA’S 日比谷」のエントランスでは、マリー・アントワネットの肖像画を用いた看板がお出迎え。店内に入ると、真紅のイスとカーペットが置かれた優雅な空間が広がっています。
季節ごとに替わる日比谷限定のアフタヌーンティー

日比谷限定の「季節のアフタヌーンティー」4400円。ドリンク付き(2名分からオーダー可能)
2023年12月初旬からの冬のメニューは、一番下の段が「ズワイ蟹とオマール海老のキッシュ」などの食事系、2段目が「ホワイトエクレア YUZU」などの焼き菓子、3段目が「スパークリング・ヴェリーヌ」などのしっとりスイーツ。
銀世界をイメージした、写真に収めたくなるすてきなビジュアルです。
定番メニューのおすすめ2種

「きのことハムのガレットプレート」単品1320円、ドリンクセット2040円。写真の紅茶は「イヴ」
「きのことハムのガレットプレート」は、ハムをサンドしたそば粉のガレットに、しめじがのった一品。しっかりしたそば粉の食感でおなかが満たされます。

「アールグレイブレッド トーストセット」1430円。写真の紅茶は「ジュテーム」
どちらも、紅茶やコーヒーなど好みのドリンクが付きます。
写真は「イヴ」と「ジュテーム」で、「イヴ」はアップル・アプリコット・ピーチなどのフルーツとバニラ、「ジュテーム」はキャラメルとバニラのフレーバードティーです。
おみやげは王道の紅茶のほか、オリジナルの雑貨も人気

メイン商品の紅茶は、「アッサム」「アールグレイ」といった定番のものから「オリジナル マリー・アントワネットティー」といった個性的なフレーバーまでそろい、さまざまな色の缶が並んでとてもきれい♪ 紅茶は量り売りもしています。

ティーバッグ10袋入りの紅茶。各1512円

「マリー・アントワネット バッグチャーム」2090円、「マリー・アントワネット ハンドミラー」2420円、「マリー・アントワネット ソープ」1980円
また、オリジナルの雑貨も人気です。トートバッグ、キャンドル、美容液などのほか、ハンドミラー、ソープ、バッグチャーム、カップ・ソーサーなどのマリー・アントワネットのシリーズもあり、ロマンチックなデザインで、人気なのがよくわかります。
池田理代子先生のサインにマリー・アントワネットの靴も

「フランス」「マリー・アントワネット」といえば、連想するのが不朽の名作『ベルサイユのばら』。「LE SALON DE NINA’S 日比谷」がオープンする際に、作者の池田理代子先生がいらしたそうで、壁にサインが飾られています。
「誕生50周年記念 ベルサイユのばら展 プレミアムエディション」として、「ニナス オリジナル マリー・アントワネットティー」も販売。『ベルサイユのばら』に登場するマリー・アントワネットやオスカルのイラストが描かれた限定パッケージの缶入りもあります。

「ニナス オリジナル マリー・アントワネットティー」。『ベルサイユのばら』イラスト入り化粧箱の限定パッケージで3132円

日比谷は劇場や映画館が多いエンターテイメントのまち。演劇・映画観賞などとあわせて、「LE SALON DE NINA’S 日比谷」を訪れてみませんか。

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文:いちきドーナツ 市来恭子 撮影:依田佳子