・トヨタ自動車はLGBTQイベントへの協賛を中止すると発表した。
・同社は、企業の取り組みを巡る「高度に政治的な議論」を受けて、DEI(多様性、公平性、包括性)プログラムに再度重点を置くと発表した。
・米国内の5万人の従業員と1,500の販売店に送ったメモの中で、LGBTQ団体ヒューマン・ライツ・キャンペーン(HRC)によるランキングやその他の調査への参加を一時停止すると発表。トヨタは、STEM教育と労働力の準備に重点を置くように活動を移行すると発表した。
トヨタのメモは、反DEI活動家のロビー・スターバック氏がLGBTQの人々への支援を理由にトヨタへのボイコットを呼びかけた1週間後に提出された。
トヨタの広報担当者は、スターバックスの批判を受けて従業員から数百件の問い合わせがあり、ディーラーから「数件」の質問があり、顧客からコールセンターに約30件の電話があったと述べた。
・スターバックス批判の影響は「無視できる」と述べた。
スターバック氏はトヨタのほか、ハーレーダビッドソンやフォード・モーターなどDEIに取り組んでいる企業を批判してきた。
・これに応じて、これらの企業もLGBTQプログラムを縮小し、DEIへの取り組みを抑制する動きを見せている。
・一方、HRCは企業に対しLGBTQへの取り組みを後戻りさせないよう警告し、企業平等指数(CEI)への参加を中止した多くの企業に対するボイコットを呼び掛けている。
ファカレンダー2024年10月4日 10時13分(日本時間)
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