・コオロギは「避妊薬」だった
たしかに世界各地に昆虫食の風習があり、日本でもイナゴ食の文化がある。だが、コオロギ食の風習はない。
むしろ、中国ではコオロギは「微毒」であり、避妊の薬として扱われてきたという。
科学的な研究が待たれるが、伝統的には毒とされてきたコオロギを、給食に混ぜて出すのはいかがなものだろうか。甲殻類アレルギーの原因になるという指摘もある。
・ビル・ゲイツが全米最大の農場所有者になったワケ
一方、人工的に細胞を培養して作る「培養肉」にも注目が集まっているが、こちらも安全性の懸念が完全になくなったわけではない。
このような段階で、コオロギ食・培養肉の取り組みが進められているのは、結局一部のグローバル企業のビジネスになるというのが理由だろう。
本書で触れたように、マイクロソフトの創業者であるビル・ゲイツ氏は、コロナ禍で全米の農地を大量に購入した。少なくとも一時は全米最大の農場所有者となったという。
ビル・ゲイツ氏らはAIやドローンを活用し、自動化されたデジタル農業・スマート農業をやろうとしている。
畜産・酪農の分野ではロボットによる自動化が進んでいるという。「搾乳ロボット」により、乳搾りを自動化したり、牛の耳にセンサーをつけて、健康状態をモニタリングし、エサの量を管理し、牛乳を搾るかどうかの判断材料に利用できるようになった。
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