古市憲寿氏の投稿

東京都知事選挙について、たくさんの方から質問を受けたので書きます。少し長い記事なので、ご興味があれば読んでみてください。
日曜日に日本テレビの選挙特番で東京都知事候補の石丸伸治さんと初めて対談しました。生放送のせいか、出来の悪いAIジェネレーターみたいな話し方をしていた印象です。いや、最近はChatGPTとの方がずっとスムーズに会話できるので面白かったです。多分とても頭が良い人なので、そういう戦略だったんでしょうね。
映画はネットで全編観られると思いますが、改めて説明すると、私が一番興味を持ったのは石丸さんが何をしたいのかということでした。
例えば、今後の政治活動について問われると、石丸氏は国政進出の可能性を否定しなかった。都道府県知事は「行政の長」。一方、国会議員になるということは「立法府の一員」になるということ。それは法律を作る仕事だ。
ですから、知事や市長を目指すことと、国会議員を目指すことは、いわば「転職」と言ってもいいくらい全く違う仕事です。だから、そのことについて聞かれると、決まった答えはないんです。
それは、私たちが作りたい特定の法律について話すべきか、それとも行政の限界について話すべきかという問題であるべきです。たとえ現時点でその意図がなく、それが仮説的な質問であったとしても。私はそれが私が得る答えだと思いました。
例えば、私は国会議員になりたいという願望はないのですが、面接で「国会議員になったら何をしますか?」と聞かれることがあります。そのときには、作りたい法律や改正したい法律について具体的に話します。漠然と「少子化対策」や「東京一極集中の打破」などと言っても意味がありません。それは国会議員以外の人間でもできることですから。世論を盛り上げるという意味では公人になるのもいいし、NPOなどソーシャルセクターで活動するほうがいいかもしれません。なぜ国会議員で、他の仕事ではないのか。結局は法律に関わることなのです。
したがって、具体的な目標がある場合、行政と立法の役割が混在することはあまり一般的ではありません。混在する場合、それは何があろうと政治家になりたい場合です。選挙に勝てばどこにいても構わないと思う場合です。(これは他の候補者にも言えます。)
えっと、それって石丸さんの言う「政治家」じゃないですか。私は安芸高田市の住民ではないので批判する立場にありませんが、市長は任期途中で辞任しました。
そこで私は、彼が批判する「政治家」が彼自身とどう違うのかを何度も尋ねました。その質問をすれば、より具体的な議論につながると思いました。しかし、そうはなりませんでした。私には奇妙に思えました。
このやりとりのように「答えない」という戦略でもいいと思う。それなら、そもそも選挙特番などに出演しない方がよかったのではないかと思う。
もし私が石丸氏の顧問だったら、テレビ局からの出演オファーを全て断るだろう。
石丸さんはYouTubeやTikTokなど、主役もできるし演出もできるメディアを中心に人気を集めてきた方で、自分のいいところだけを見せてきました。これはネットに限った現象ではなく、昔からあるトップ俳優のブランディングに近いものですね。トーク番組やバラエティ番組には極力出ないようにしています。出るとしても、自分が主役を張れる番組で、司会者も気を遣ってくれる番組に限る。実際、ブランディングが上手な俳優さんは多いと思います。
そういう戦略なら、「まずは応援してくださった皆さんにお礼を申し上げたい」とだけ言って、開票が始まったら、応援者と交流したり、YouTubeで配信したりすればよかった。あの動画が拡散して2位になったことで、さらに人気が高まったと思う。一流俳優戦略を貫くべきだったし、自分には関係ないことだが、惜しくも逃した。
また、長文なので読んでもらえないかも知れませんが、石丸さんの支持者の方々にアドバイスをしたいと思います。
石丸氏への支持を増やしたいなら、批判する人たちを味方につけなければならない。石丸氏に反対する人たちを攻撃的に非難しても、味方は増えないと思う。「ごめん、私が間違っていた。これからは石丸氏を応援します」とは言ってくれない。だから「石丸氏の支持者にはいい人がたくさんいる。まともな人たちだ」と思ってもらえる方が絶対にいい。
もちろん、政治は究極的には戦いです。人々は味方と敵に分かれて、互いに戦います。しかし、戦いばかりしていては、味方は増えません。これに失敗した先人たちはたくさんいるので、皆さんにも伝えたいです。議論や攻撃ではなく、新しいコミュニケーションの形が政治の世界に広まっていくことを願っています。(こんなこと言うなと言われるでしょう。山崎怜奈のような人の方が説得力があるかもしれません。)いずれにしても、民主主義は危機に瀕しているのかもしれません。
東京都知事選挙について、たくさんの方から質問を受けたので書きます。少し長い記事なので、ご興味があれば読んでみてください。
— 古市健司 (@poe1985) 2024年7月10日
あ、最後の部分が切れてました。民主主義は崩壊寸前かもしれませんが、少なくとも私が生きている間はこの国でこの制度が続いてほしいと思います。
— 古市健司 (@poe1985) 2024年7月10日
ビデオを見る
日本テレビの古市と石丸の大人の喧嘩がYouTubeで簡単に見られるなんて面白い時代だわ笑#東京都知事選挙2024 pic.twitter.com/1YbjhZ1ugI
— ナナナナ (@NA_NANA0501) 2024年7月7日
fa-wikipedia-w古市憲司
古市健司は日本の社会学者、作家。若者の生き方や価値観、現代社会の矛盾を冷静に分析している。著書に『絶望の国の幸せな若者たち』『だから日本は時代遅れ』『保育園の義務教育化』など。
生年月日: 1985年1月14日
出典: Wikipedia
fa-wikipedia-w石丸 真司
石丸 真司は日本の政治家であり、広島県安芸高田市の第4代市長である。
生年月日: 1982年8月12日
出典: Wikipedia
オンラインコメント
・あなたの気持ちが伝わりました!
・古市を侮辱しても石丸の評判は上がらないのに、この投稿でまだそうする人は何なの?
・石丸の人間性を露呈させるだけでも価値があったと思う。
・彼はコミュニケーションが下手で、他人を責める傾向があると正直感じました。
・古市さん👍
・石丸の支持者は相変わらず攻撃的で否定的、絶望的だ。石丸を嫌う人が増えるばかりなのに、彼らはまだ彼を支持しようとしている、笑
・石丸氏に対するこの批判は、石丸氏支持者の反応が「態度が悪い」などのトーンポリシングに支配されていることも含め、まさにその通りだと思う。古市氏の「政治家のやることはそういうことじゃないのか」という発言に反論できない限り、石丸氏は成長しないだろう。

