・例えば、2005年6月の「衆院郵政民営化に関する特別委員会」で、野党議員は郵政民営化についてこう質問。
「民営化されると、はがき、切手、まずこの2つは安くなるんですか、高くなるんですか」
「50円の切手が40円になるのか、60円になるのか、45円になるのか、きっとテレビを見ている皆さんはそれを一番聞きたいと思いますよ。大体で結構です。高くなると思いますか、安くなると思いますか。はっきり答えてください」
すると当時、首相だった小泉氏は「値段が幾らになるかということは、はっきり予測はできません」と言いつつ、こう続けた。
「小包等にしても、民間参入すると必ず安くなっていますね。民間参入するまで割引制度はなかったけれども、最近は、郵政省は大口割引制度をとってきた。民間の経営者に任せれば、今まで値上げされたよりも値下げされた分がはるかに大きいと私は思います。郵便料金にしてもあるいは小包の料金にしても、(略)なかなか値上げは難しいんじゃないか」
・総務省は12月18日、2024年秋ごろに、第1種定形郵便物の「封書」について、25グラム以下の84円、50グラム以下の94円をそれぞれ110円に値上げすることや、第2種郵便物の「通常葉書」を現状の63円から85円に引き上げる方針を公表した。
《小泉さんに聞きたい。民営化したら料金は上がり、サービスも低下しました。郵政民営化は失敗では》
《郵政民営化の一点突破の小泉さん、何がしたいか分からない岸田さん。どっちもどっち》
SNS上で小泉氏に対する“恨み節”の声があるのも無理はないかも。
fa-calendar12/20(水) 13:50
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