立憲民主党の野田佳彦代表は、選択的夫婦別姓導入の議論について「選択の自由を認めるのが合理的だ」と強調した。
野田氏は産経新聞のインタビューで「16.4%が賛成ですよね」と述べた。だからこそ選択的夫婦別姓が必要なのだ」と選択肢を増やす意義を語った。
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野田議員は、同じ姓を強制されることに不便を感じる人への救済策として「選択的夫婦別姓」の必要性を訴えた。
「同姓で不便を感じている人がいるなら、選択を認めるのが筋ではないでしょうか。それだけです」
また、小中学生を対象とした調査では、別姓を希望すると答えた人の割合は13.6%と低かった。回答者の70%がこの考えに同意すると回答した。
「夫婦別姓は家族の一体感を損なう」との懸念に対し、野田氏はこう反論した。
「たとえ同じ姓であっても、家族不和を引き起こす可能性があります。あまり合理的な考えではありません。」
同姓を希望する人はその選択肢を維持すべきだとし「基本的には国ではなく家族が決めることだ」と選択の自由を強調した。
通称の使用拡大で対応できるのではないかとの意見については、通称の使用により不動産登記やビジネスの現場で問題が生じる可能性があることや、「実際に不便を感じている人が多い」と指摘した。経団連も選択的夫婦別姓を支持すると表明した。さらに、海外での手続きでは通称名では制限を受けるケースが多いと強調する。
野田氏の発言に対し、SNSで影響力を持つ元海上保安官の一色正春氏はX氏について次のようにコメントした。
「本気で言うなら危険な猫だよ」
一色氏のツイートには「16%で政策を決めるのはおかしい」「少数の声を聞くべきだ」など賛否両論のリプライが殺到し、閲覧数は54万9000回となった。大きな反響を呼びました。
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選択的夫婦別姓の議論は、日本社会の家族の形に対する価値観に疑問を投げかけている。野田代表は「世論の7割が法案に賛成している」と主張し、「選択の自由がなぜダメなのか理解できない」と反対派に疑問を呈する。
一方で、一色氏のように「少数意見に基づいて政策を進めるのは違和感がある」と指摘する声も根強く、賛否が分かれる状況が続いている。
野田代表は野党間の連携を深め、議員提出を目指すとともに、公明党と連携して与党を含めた議論を進める方針を示している。選択的夫婦別姓を認める法案が成立するかどうかに注目が集まる。
(文=シェアニュースジャパン編集部)
インターネット上のコメント
・民主主義を根本的に否定するのか? ?
・したがって、なぜ反対するのかがわかるまでは法案を提出しないでください。
・同意する人はわずか 16% だということを理解していませんか?この人は😅
・頭が欲しい
・この人は思いの外悪かった。自民党も悪いが、憲法はもっと悪い。困った、政治家の劣化がひどい。
・右目に怪我をしたのは殴られたから…陰謀論は嫌いなので知りたくない。
・言ってることがヤバすぎるよ、この人。