ウーバーイーツ利用者から「配達員が決まらない」「1時間以上商品が届かない」などの苦情が相次ぐ中、配達員がトラブルの原因をSNSで明かした。 「配達員の報酬単価を大幅に引き下げた」と告発された。
この報酬改定に不満を抱く配達員が増え、配達員の出勤数が減少し、注文に追いつかなくなっているという。
配達員のSNSでの声|単価引き下げによるもの
Twitterで配達員として働くまっつんtype3.0さんは現状をこう説明する。
- 「年末からウーバーイーツが突然、配達員に支払う単価を大幅に引き下げた」。
- 「単価に満足できない配達員が増えており、注文が合わず商品が遅れるケースが多発している」。
- 「まれに、配送単価に相当するオファーを受け取りますが、その注文は 1 ~ 2 時間前のものです。」
配達員は、自分の時間と労力に見合った報酬が得られない場合、働くことをためらう傾向が強まっており、その結果、注文が遅れてしまいます。
影響はユーザーや店舗にも及ぶ。
この状況により、配達の遅れや配達不能に関する苦情が増加しています。まっつんさんは「利用者が配達員に怒りたくなる気持ちは理解できる」としながらも、「原因は全てウーバーイーツにある」と不満を漏らす。製品が配送されず、影響は広範囲に及びます。
持続可能な配送システムの構築
この問題は、プラットフォーム事業者が短期的なコスト削減を優先したことが原因で、配送スタッフのモチベーションの低下やサービス品質の低下につながった。これは、ユーザー、店舗、配達員の三者が支え合うモデルにおいて、最も重要な「配達員」が軽視されてきたことを意味する。
持続可能なサービスを維持するには以下の対策が必要です。
- 配送員の報酬の最適化:労働に見合った報酬を提供し、働く意欲を高めます。
- 透明性の向上:単価変更の背景や理由を配送担当者と共有し、信頼関係を構築します。
- 注文システムの改善:注文を迅速に照合するための効率的なメカニズムを導入します。
ウーバーイーツは便利なサービスとして多くの人に利用されているが、現場の配達員を軽視した運営方針では長期的な信頼を維持するのは難しい。利用者や店舗が安心してサービスを利用できるよう、配達員の処遇改善も含めた制度全体の見直しが急務だ。
サービスを存続させるためには、三者全員が満足するバランスのとれたシステムが不可欠です。ウーバーイーツがどう対応するか注目される。
(文=シェアニュースジャパン編集部)
インターネット上のコメント
・「年末年始のクエストボーナスをあげます。そのために単価を下げます。クエスト数を稼いでボーナスをゲットしましょう。」という「アルゴリズム」なのでしょう。
・誰の利益にもならない変更です…
・配達員と個人的にLINE交換したり、Uberと直接契約することも検討の余地はあるでしょうか?
・通常のクエストに追加の報酬を提供するような会社です。
・いつもチップは少しずつ追加しますが、チップも差し引かれる可能性はありますか?インフルエンザにかかったとき、気遣っていただき、感謝してもしきれません。
・320円からさらに下がったのか?今の平均単価はいくらですか?
・お店に聞いてみると、配達員が見つからなくて困っているとのこと!