食事の前後に手を合わせて「いただきます」「ごちそうさま」と言う習慣は、子どもの頃は当たり前だったのに、大人になった今では「恥ずかしい」「子供っぽい」と言われてしまいます。あるようです。
この単純な習慣が思わぬ論争を引き起こしました。
[Various voices]外食の際、大人が手を合わせて「いただきます」と言うのは恥ずかしいという人もいます。
「手を合わせて言える人が好き」と肯定的な人がいる一方で、「心で言ったほうがいいのでは」と反対する人もいる。店員に笑われたと苦情を言う人もいたという。 pic.twitter.com/CITVuRr1p5
— ライブドアニュース (@livedoornews) 2024 年 12 月 15 日
「食育」とその背景にある文化的価値観
文部科学省の食育教材『楽しい食事をつなぐ食育』では、「いただきます」と「ごちそうさま」は「食事をもっとおいしくする魔法の言葉」とされています。美味しい。”
食材への感謝
自分が命をもらっているという意識。
関係者の皆様、ありがとうございました
生産者、調理者、提供者など食に関わる多くの人々への敬意。大人になっても続けることで食の大切さやありがたみを再認識できるという教育的・文化的価値があるといわれています。
論争は続く
話題が広がるにつれ、SNS上ではさまざまな意見が交わされた。
肯定的な声
「年齢に関係なく感謝の気持ちを持ちたい」
「一人でいても自然に手を合わせる人って素敵だなと思います」。
「他人のことを気にしすぎる。自分のスタイルを貫いてください。」
否定派の声
「手を合わせるのは子供っぽい気がする。」
「みんなの前でやらなくてもいいのでは?」
「外では目立つし、やりすぎな気がする」。
中性派の声
「私自身はそうしませんが、そうする人を批判するつもりはありません。」
「状況や相手にもよると思います。一人でやるならいいけど、グループデートだと気まずいかもしれませんね。」
「いただきます」に込められた心
「いただきます」「ごちそうさま」は食事に対する感謝の言葉であり、日本独特の美しい文化です。この習慣を実践するかどうかは個人の自由ですが、他の人がこの習慣を大切にしていることを否定する必要はありません。
外食やグループデートなどの場面でも、自然に手を合わせる姿に感心する人もいる一方で、不思議に思う人もいる。
それでも、感謝の気持ちを忘れないことは、現代においては大切な価値観なのかもしれません。
食べる前に「いただきます」って言いますか?
(文=シェアニュースジャパン編集部)
インターネット上のコメント
・私はいつも手を合わせて、静かに、あるいは心の中で「いただきます」と言います。 「いただきます」がうまく言えなくてごめんなさい。
・なぜこんな当たり前のことがニュースになるのか理解できません…
・松屋や松野家で料理を返すときは「ごちそうさまでした」と言います。
・笑わせてよ。
・食事に行っても、食べる前に挨拶されますよね?内側と外側の違いはありますか? ?逆に聞きたい。
・ウェイターが料理を持ってきて「ありがとう」と言わないほうが恥ずかしいと思います。
・そんなことを気にしない人たちと美味しい食事を楽しみたい。