近年、飲食店での導入が増えている「QRコードオーダー」システムについて、SNS上で激しい議論が巻き起こっている。
きっかけは、Twitterユーザー「くんまる🔪」(@ovaasan)さんが投稿した意見だった。
「飲食店でスマホのQRコードから注文する人が嫌い」と不満を吐露したツイートは、わずか数日で917万回以上閲覧され、共感と反論を呼び起こした。
■「QR注文」に不満の声
くんまるさんは「タブレット注文やセルフレジは大好きだけど、QR注文は煩わしい」と話し、他のユーザーも同意した。
「スマホを使うたびにQR画面が消える」「リロードが面倒」「注文する際に店員にスマホを渡さなければいけないことがある」などの不満が相次いでいる。 」
別のユーザーは「タブレットの衛生面も心配」と飲食店のデジタル化に対する複雑な感情を浮き彫りにした。
■共感の声多数
一方で、QRコード注文を支持する意見も多い。
「タブレットで注文するよりもスマホで注文した方が衛生的」「店員を呼ぶ手間が省ける」など利便性を評価する人もいた。
「顧客は新しいシステムに慣れるべき」「今後のデジタル化には進化が必要」といった前向きな意見もあった。
この投稿には「私も同じこと思ってた!」「スマホ世代には便利だけど、慣れないと辛い」など賛否両論の反響が寄せられた。
ユーザーからは「QR注文を読み込む際に注文が受け付けられず、やり直しになる」「画面の不便さを解消してほしい」などの改善要望もあった。
人手不足や効率化を図るため、多くの飲食店がQRコード注文システムを導入しています。しかし、今回の議論からもわかるように、ユーザーの利便性や使いやすさを十分に考慮していないと、かえってストレスを引き起こす可能性があります。
飲食業界にとってデジタル化は必須の潮流ですが、顧客のニーズやクレームを把握する柔軟な対応が求められる時代になっているようです。
QRコード注文の進化は、消費者との対話を通じて磨かれていきます。 SNS上での熱い議論が飲食店のさらなる改善につながることを期待しています。
(文=シェアニュースジャパン編集部)
インターネット上のコメント
・食べたり飲んだりを体験してください。それがあるのとないのでは全然違います。
・そんなお店にスマホを持っていないおじいちゃん、おばあちゃんが入ってきて、注文できずにパニックになっている姿を想像すると悲しい気持ちになります。
・QRはお客様に設備費がかかるので、もっと安くなれば嬉しいです。
・QRコードなのに電波が弱い地下の店舗にいたので「Wi-Fiありますか?」と聞いたら「店舗用にありますが、使えません」と一蹴されました。お客さんには貸さないよ。」言われた
注文せずに店を出ました。
・すごく分かります。読みにくいことも多く、結局口頭で注文してしまいます。
・スマホ持ってきてないよ!店員さんに直接注文してます。
・あまり気にしていないのですが、言っていることを見ると確かにそうです。バッテリーの残量制限が気になる方もいるかもしれません。