ヒグマ“激やせ”緊迫の北海道 記録的不漁 市街地に出没相次ぐ(2023年11月2日)
海岸には、ガリガリに痩せ細ったヒグマの姿も…。
写真家 齋藤一馬さん:「今まで見てきた太ったヒグマの方が活気があるイメージだが、あそこまで痩せちゃってると表情からも悲しい感じが伝わってきた。痩せて肉がないので、むしろ爪はすごくはっきり見えた」
実はクマの貴重なタンパク源となっているサケやカラフトマス。ただ、北海道では今年、漁獲量が激減しています。
羅臼漁業協同組合 竹内勉参事補:「今年は全く駄目。皆無に近いくらい。近年カラフトマスは本当に取れなくなった」「(Q.少ない理由は?)地球温暖化による海水温の上昇が一番大きいと思う」
カラフトマスは、これまで豊漁と不漁の年が交互になっていましたが、この3年は不漁続きで今年は過去最低の記録に。