第163回芥川賞の受賞作発表後、ネット上では受賞者の発言や選考委員の経歴などをめぐり激しい議論が巻き起こっている。
特にSNS上では作家の発言や選考委員の活動を批判する投稿が多かった。
関連動画
関連「美しい日本」
受賞者の挨拶と選考委員の経歴
作家の李琴峰さんはかつてインタビューで「忘れたい日本語は何ですか?」と問われて「美しい日本」と答え、作家のホセ・安藤さんは「日本語で書かれた小説のほとんどは日本語だ」と答えた。 」「不快な気持ちになる」とSNSでシェアされ、批判の対象となった。
さらに、芥川賞選考委員の一部が日本共産党機関紙「赤旗」に頻繁に寄稿しており、特定の思想を持っているとされることにもSNSユーザーは注目している。
投稿者のRian🎀RiAnさん(@lollipoppai88)は「日本文学は破壊された」とコメントし、選考過程や文壇全体のあり方に疑問を呈している。
ネットの反応
SNSや掲示板では以下のような様々な意見が寄せられています。
●批判的な意見
「文学賞なのに、受賞者や選考委員の政治的発言が目立つのはおかしいと思う」。
「芥川賞の意義が揺らいでいるような気がする。純粋に文学の評価に注力してほしい」。
「赤旗の常連の人が選考委員に名を連ねているというだけで、偏見を感じてしまいます。」
●擁護的な意見
「文学は多様な視点を受け入れるべきだ。受賞者の言葉を切り取って批判するのは不公平だ」。
「たとえ選考委員に政治的背景があったとしても、作品の価値には関係がないはずだ」。
「この批判は単に外的要因についての苦情であり、文学そのものではない」。
芥川賞は純文学の最高峰とされ、多くの作家が憧れる舞台です。
しかし、受賞作品の評価が受賞者個人の言葉や背景に左右され、文学そのものが適切に評価されなければ、賞そのものの価値が低下する可能性があります。
この議論では、文学と社会的、政治的文脈との関係が浮き彫りになりました。
受賞者の思想や発言が問題視されるのは当然だが、作品の評価基準をどう維持するかは文壇全体で議論すべき課題だ。
芥川賞を巡る議論は、文壇の透明性や公平性を問い直す機会になるかもしれない。
選考プロセスの透明性を高め、作品の純粋な価値に焦点を当てた議論が求められている。
(文=シェアニュースジャパン編集部)
インターネット上のコメント
・はい!私が今一番すごい賞だと思うのは、全国の書店員が選ぶ本屋大賞です!
・お腹が痛くなります。喧嘩を売るつもりですか?
・芥川賞も直木賞も引き継がれた。
・隠れて、これは
・そもそも「忘れたい日本語」って何だろう?
・読みたくないから関係ない
・そもそも賞を取れるレベルのものが無いなら「該当なし」でいいのですが、出版業界が不況なので少しでも売るためにやっているのでしょう。可能。さらに不思議なのは、なぜか毎年2回選ばれていること…。