[Approval rating]国民民主党、うっかり立憲民主党を超えてしまう…。
石破茂内閣の支持率が発足から2カ月足らずで急落し、不支持率が支持率を上回ったことが注目されている。毎日新聞と社会調査研究センターが23、24日に実施した全国世論調査をもとに、調査結果と背景を以下にまとめた。
調査結果のポイント
内閣支持率
石破内閣支持率:46%(10月)→31%(今回調査では15ポイント低下)。
不支持率:37%(10月)→50%(今回調査で13ポイント上昇)。
内閣発足翌月に不支持率が支持率を上回るのは2008年の麻生内閣以来となる。
パーティーのサポート
国民民主党:3%→13%(急上昇、立憲民主党の12%と同等)。
民主党は年収103万円の壁を引き上げる方向で与党と交渉しており、大幅な減税策が支持拡大につながったとみられる。
与党の苦境
10月の衆院選では自民党と公明党がいずれも大敗し、過半数割れとなった。
石破首相は特別国会で再任されたものの、法案成立には議席が足りず、民主党などに協力を求めている。
不承認の理由
石破内閣を支持しない理由について、アンケート結果では以下のようなものが多かった。
・政策の不確実性:実際の減税措置の具体性や有効性については疑問を抱いている人が多い。
・衆院選大敗:与党が過半数を割り、政権運営の不安定さが浮き彫りになった。
・経済政策への不満:物価高騰や景気刺激策に対する国民の期待に応えられていないと感じている人は多い。
背景と分析
高まる「103万円の壁」
国民民主党の提案が注目を集め、支持率が急上昇した。
減税策を巡る与党との協議が進む中、国民の期待が民主党に移った可能性がある。
与党の課題
衆院選で大敗し、政策遂行能力への疑問が高まった。
与党単独での成立は困難なため、民主党などとの連携が不可欠だ。
内閣発足後の評価
支持率低下の原因は、発足直後の期待の薄れと具体的な成果の欠如にある。
今後の展望
石破首相の答弁
民主党などと連携を強化し、法案成立に向けた議論を進めていくことが重要だ。国民の不満に応え、信頼を回復する経済政策を具体化する必要がある。
政党支持率の推移
民主党の勢いがどこまで続くのか、立憲民主党がどう盛り返すのかが焦点となる。与党の政策遂行能力の評価が次の選挙までの政局を左右する。この世論調査は石破内閣が直面する課題の深刻さを反映している。与党の支持を回復し、政策実行力を高めることが今後の政権運営の鍵となる。
(シェアニュースジャパン編集部)
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fa-ウィキペディア-w国民民主主義
民主党は日本の政党です。穏健保守派からリベラル派までを網羅する中道政党です。公職選挙法における略称は「民主党」。マスメディアでは「国民民主主義」「国民」。新立憲民主党の結党には参加しなかった玉木雄一郎を中心とした国民民主党の一部議員が2020年9月11日に設立した。
出典: ウィキペディア
インターネット上のコメント
・久しぶりに約束が守られたと感じた。
・合憲的には支持率を高める要素はない。
・まともな政党が誕生した。
・次の選挙の略称は「立憲」と呼ばないことを願います。
・国民民主党の支持率が立平を上回るのは当然だと思いますが、立平の支持率が12%だったのには驚きました。
・私は立憲民主党を支持する要素がゼロです。
・良いニュース、良いニュース