元フジテレビアナウンサーで現在弁護士の菊間千乃氏が1月18日放送のTBS系『新・情報7daysニュースキャスター』に出演し、中居正広の女性トラブルについてトークに加わった。
番組では、MCの安住紳一郎アナウンサーと脚本家の三谷幸喜とともに、この問題の本質やテレビ業界の慣習を掘り下げた。
関連:元フジアナで現顧問弁護士の菊間千乃がTBS「Nキャス」に生出演「それはアナウンサーの仕事じゃない」
安住アナの質問「この流れで何を感じますか?」
明日海アナウンサーは、事件が刑事事件に発展する可能性は低く、双方からコメントが出る可能性は低いと指摘し、次のような質問をした。
「いろんな人の人生が決まっていく過程を見て、何か感じることはありますか?」
これに対し、三谷氏と菊間氏がそれぞれの視点からコメントした。
三谷さん「フジテレビだけの話ですか?」
三谷幸喜氏が「これはフジテレビだけの問題なのか?」と質問を投げかけると、菊間氏は次のように答えた。
「女性社員との会議や飲み会はどこの会社でもよくあります。それ自体は問題ないと思います。ただ、そこで女性社員に性的接触を強要されることはよくあり、それが常態化しています。もしそうだとしたらフジテレビかどうか徹底的に調査する必要がある」と述べた。
安住アナが考える業界の飲み会文化
また、安住アナは自身の経験を交えて業界内の「飲み会文化」について言及。
「この業界では、女性社員や女子アナが打ち上げや懇親会に参加するのはごく普通のこと。それによって信頼を得てキャリアにつなげていくのもビジネスの一環なので、それは悪いことではありません。それが不適切な状況を招いては問題だ」
それが「普通」になっているかどうか
議論の中で菊間氏は、問題の核心は「性的接触の常態化」にあると繰り返し指摘した。
懇親会や飲み会だけが問題ではなく、それがどのように運営され、どのような行動が取られるのかが問題であると述べた。
関連:「女子アナプレゼント」フジテレビ放送免許剥奪事件で自称フェミニスト政治家らの反発…「辻元さん、福島さん、そして共産党の女性の皆さん、今働かないと。」 、いつ仕事に行きますか?」
ネットの反応
この議論にはネット上でさまざまな反響が寄せられている。
・「どこの会社でも飲み会はありますが、強要や不適切な行為があればアウトです。」
・「女性社員同士の信頼関係を築く機会が悪用されていないか調査する必要がある。」
・「フジテレビだけでなく、業界全体の問題を検討すべきだ」
・「安住さんの冷静な視点が好印象。業界の現実が伝わってくる。」
一方で、飲み会文化そのものを擁護する意見も多く、「すべてを否定したら雇用の場が減る」といった意見もある。
透明性のある調査が必要
フジテレビを取り巻く現在の問題は、業界全体の慣行と構造に疑問を投げかけている。
菊間氏の指摘通り、まずはフジテレビ内部で徹底した調査を行い、その結果を透明性をもって公表することが重要である。
この状況では、視聴者や業界関係者が満足する対応が求められます。
(文=シェアニュースジャパン編集部)
インターネット上のコメント
・どこの会社でも食事会はあります。異常なのは、同僚が失踪し、芸能人や会いたくない人物と会食したり、親しくなるはずがないことだ。
・菊間さんは間違いなく内部情報を知っていると思います。
・うーん、懇親会で信頼を得て今後のビジネスにつなげるというのはそういうことなのでしょうか?懇親会ですか? ?ビジネスですか? ?
・未成年の少年との不適切な関係でフジテレビを停職処分を受けて退職した菊間千乃弁護士(この事件でNEWSを解雇された内くん)、こんにちは。
・私が働いていた業界では、同僚との飲み会に女性社員が参加するのは当たり前ですが、担当者でもない女性社員を取引先との食事に連れていくことは不可能でした。
・女性従業員はホステスや売春婦ではありません。この発言は自分がホステスであることを認めているようなものだ。
・おそらくこの人たちで第三者委員会が作られることになるでしょう。それは茶番です。