・支持率の落ち込みの背後に何があるのか。利用するメディアに注目して世論調査の結果を分析すると、X(旧ツイッター)などのSNSをよく利用する人々の間で先行した「岸田離れ」が、全体の支持率低下を招く要因になった可能性が浮かび上がる。
・武蔵野大の山崎新(あらた)講師(早稲田大招聘研究員、政治心理学)は「偏った情報をもつ少数の熱心なユーザーが意見をぶつけ合うネット空間では、政治家にとっても、熱烈なファンがいるかどうかが重要になる。SNS利用層にファンもアンチも多かった安倍元首相とは対照的に、政策のターゲットを明確に打ち出せなかった岸田首相はファンを作れないまま、アンチだけが増えたのではないか」と分析する。
その背景として、山崎さんは、自分の考えに合った情報を選びとり、偏った考えが増幅されるといったSNSの特性が影響した可能性を指摘している。
SNS利用層の「岸田離れ」がみられた22年調査の期間中は、7月に安倍元首相が銃撃されて死亡し、国葬実施の是非や世界平和統一家庭連合(旧統一教会)への対応を巡り、SNSでも論争が巻き起こっていた。論争の中心は安倍元首相のファンとアンチだった可能性がある。
fa-calendar12/28(木) 11:31
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