・2025年大阪・関西万博のシンボルとなるはずの木造リング(大屋根)に対する批判が高まっている。
・建設費は約344億円。リングで使用する木材は約2万立法メートルで、幅30メートル、高さ12~20メートル。
・もともと、万博にシンボル的な建物を設ける予定はなかったのですが、会場デザインを務める建築家の要求で、2020年12月、突如『世界最大級』をうたったリングが作られることになりました」(政治担当記者)
・もともと、万博にシンボル的な建物を設ける予定はなかったのですが、会場デザインを務める建築家の要求で、2020年12月、突如『世界最大級』をうたったリングが作られることになりました」(政治担当記者)
11月29日の参院予算委員会で、立憲民主党・杉尾秀哉議員がリングの問題点を追及した。
「このリングは1周360度あります。総額344億円です。角度1度で1億円弱ということになります。1周2キロのリングで角度1度は何メートルになりますか」
経済産業省の審議官が「2000メートル÷360度なので、おおむね5メートル程度でございましょうか」と答えると、杉尾議員はこう問いただした。
「そうなんですよ、わずか5メートル。それで1億円ですよ、法外ですよ。これ、3分の1程度の予算でできるという専門家もいるんですよ。本当に精査したんですか、この金額」
たった5メートルで1億円。この数字に、SNSでは批判的な声が多く上がった。
fa-calendar11/30(木) 20:07
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