田母神俊雄氏の投稿によると、2024年末時点で日本の総資産は1469兆円、対外純資産は471兆3061億円となり、33年連続で世界一となる。
この巨万の富を背景に、ネット上では「これだけの富があるのに、なぜ国民の貧困は解消できないのか」など政治を問う議論が広がっている。
投稿内容のポイント
田母神氏が紹介したデータの概要は以下の通り。
●日本の総資産:1京2,469兆円
・非金融資産:3,577兆円
・金融資産:9,072兆円
●負債総額:8,650兆円(前年比0.6%増)
●純資産:3,999兆円
対外純資産:471兆3,061億円(前年比12.2%増)
これらの数字は、日本の巨万の富にもかかわらず、国民生活が改善されていない現状を浮き彫りにしている。
賛否両論ある
●批判的な意見
「これだけの富があるのに、なぜそれが庶民に還元されないのか。税金が高いままなのはおかしい」。
「政治は無能すぎる。社会の不平等を是正しない限り、この数字は無意味だ」。
「政策は人々を貧困に追い込んでいるだけだ。政治家はこの問題をもっと真剣に受け止めるべきだ。」
●権利擁護とその他の観点
「多くの資産を持っているからといって、すぐにそれを国民に分配できるわけではありません。財政を健全にすることが重要です。」
「多額の対外純資産を持つことは日本の信用力を高める武器になる。短絡的な批判はよくない」。
「問題は資産がどのように分配されるかだ。政治だけでなく経済構造そのものを変える必要がある」。
莫大な資産と庶民の生活のギャップ
日本が33年連続で世界最大の対外純資産を保有していることは誇るべき事実ですが、その一方で、多くの国民が生活に困難を感じているという事実も無視できません。このギャップを埋めるには、次の点が重要です。
(1) 資産の有効活用
総資産と対外純資産が経済全体に循環し、庶民生活が向上する仕組みを構築する必要がある。特に、私たちの生活基盤を安定させるためには、教育や福祉への投資を増やす必要があります。
(2)格差是正政策
膨大な資産のメリットを特定の層だけでなく、幅広い人々に届けることが重要です。効果的な対策としては、累進課税や所得再分配の強化などが挙げられる。
(3) 財政健全化と成長戦略の両立
債務が増加し続ける中、財政の健全性と経済成長のバランスを取ることが不可欠だ。政府資産管理の透明性を高め、効率的な運用を図るべきである。
資産が示す日本の可能性
田母神氏が指摘する「政治の責任」は重いが、その膨大な資産をどう活用するかは日本社会全体の課題でもある。現状を改善するためには、資産を活用した政策転換を行い、国民一人ひとりが経済効果を実感できる仕組みを構築することが不可欠です。
膨大な資産を単なる数字として捉えるのではなく、未来への可能性として活用できるかどうか。今後の政策運営に注目が集まる。
(文=シェアニュースジャパン編集部)
インターネット上のコメント
・日本政府は本気だ。彼らは本気で日本国民を貧困に追い込もうとしているのです。私たちには彼らと戦う以外に選択肢はありません。
・日本人は身内には厳しく他人には甘い(笑)
・人民は奴隷だ。
・財務省は借金だけ説明して資産を無視しているのか?貸借対照表が読めないからなのか、それとも単にご都合主義なのか?
・どういうわけか、日本人は以前よりも貧しくなり、以前は買えたものが買えなくなりました。
・日本の国民性を利用した奴隷政治にしか見えません。
・収入は繰り延べで何もかもお金がかかるので、もっと真剣に考えて欲しいです。