選択的夫婦別姓制度をめぐる議論が続く中、子どもの声に対する朝日新聞の扱いが矛盾しているとの批判がSNS上で相次いでいる。
特に、記者は産経新聞の小中学生世論調査の結果を揶揄するような発言をした一方、過去にも子どもの意見を前面に押し出した記事を掲載していたことが指摘された。それは物議を醸しています。
記者の軽蔑的な発言
事の始まりは、産経新聞が選択的夫婦別姓に関する調査結果を紹介した記事でした。今回の調査では、小中学生の約半数が夫婦別姓に反対と回答した。これに対し、朝日新聞の中野渡記者はSNSで「まあ、聞いた人は小中学生だけどね」と投稿した。それで元旦の一面に載せるつもりなんですね…」 このコメントは「子どもの意見を軽視している」と批判を集めた。
まあ、質問者さんは小中学生ですよね?それが元日の朝刊の一面に載るのですが…。
小中学生の半数が選択的夫婦別姓に反対 2000人対象の初調査、6割が選択的夫婦別姓に反対 @Sankei_newsねじれ — 中野渡@朝日新聞 (@watarunakano) 2024年12月31日
朝日新聞過去記事の矛盾指摘
この発言を受けて、2021年3月に朝日新聞が掲載した「『夫婦別姓は子供がかわいそう』という人へ」という記事がSNSで改めて注目を集めている。この記事では選択的夫婦別姓に賛成する子どもたちの意見を取り上げ、「子どもの声」を積極的に取り上げた。
SNS上では矛盾を指摘する声が相次いで投稿され、以下のような批判が寄せられている。
批判の声
●二重基準を非難する
「都合のいいときだけ子供の声を使うのは明らかだ。」 (30代男性)
「賛成の子どもは称賛され、特別に取り上げられ、反対の子どもは嘲笑される。不公平な態度だ」 (40代女性)
●子どもの意見を無視する姿勢への疑問
「子どもが真剣に考えた結果を『小中学生だから』と片付けるのは、大人の傲慢ではないでしょうか」(20代女性)
「彼らは子どもたちを議論の駒として使っているだけで、子どもたちのことを真剣に考えているとは思えません。」 (男性、50代)
日本新聞の信頼低下
社会問題を考えるとき、「子どもの声」は重要な視点の一つです。しかし、賛成、反対に関わらず、自分の都合に合わせて異なる意見を利用することは、議論の公平性を損なうだけでなく、子どもの意見そのものを軽視する態度として批判されるべきです。
朝日新聞の対応は報道機関として一貫性と公平性を欠いていたと言わざるを得ません。メディアは社会的な議論をリードする立場にあるため、異なる立場の意見を平等に尊重し、議論の土壌を作ることが重要です。
この批判に対して、朝日新聞がどのような説明と対応をするのか注目される。また、選択的夫婦別姓の議論が加速する中、子どもの意見をどう位置づけるかについてもさらなる議論が必要だ。
社会的に重要なトピックであればあるほど、メディアはそれをより公平に報道することが求められます。今回の件が反省し、メディア全体の報道の改善につながることを期待します。
(文=シェアニュースジャパン編集部)
インターネット上のコメント
・あなたが言いたいのは、「この子のくだらないことは気にしない」ということです。
・子どもたちは間違いなく関与しています。
・左翼は自分たちに都合の良い声しか聞かない。それは昔から常識です。
・朝日新聞は、子供たちを自分の考えを広めるための駒だと考えていて、自分に都合の良い意見を持った人を数名掲載しただけだった。
・マスメディアは子どもたちの声を否定する…マスメディアも活動家と同じだ。それはわかっていました。
・朝日は調査対象5人対2000人の結果を批判。
・私は、「朝日新聞」という肩書を持つ人を信用しないことにしました。