・こんな万博は嫌だ。さすが「お笑いの本場」、来年の大阪・関西万博はまるでお笑い番組のような惨状に陥っている。
万博協会は24日、会場の一つ、夢洲から噴出するメタンガスの安全対策を発表した。今年3月に会場西側のトイレ建設現場で起きたメタンガス爆発を受け、換気設備の設置やガス濃度の測定・公表などを盛り込んだ。
協会の担当者は記者会見で「基本的に発表した対策はかなりレベルが高く、充実した内容だ」と胸を張ったが、対策にはまだ不十分な点もある。
爆発があった夢洲第1地区は廃棄物最終処分場。地中からはメタンガスのほか、硫化水素などのガスが排出されている。無臭のメタンガスと異なり、硫化水素は「腐った卵のような臭い」がある。悪臭を放つ便の原因にもなっている。
(わずかに)
博覧会協会は「ガス管は夢洲第1地区の海側やメガソーラーの設置場所に移設し、来場者が近づけないようにしている」(広報担当)と説明しているが、臭気対策は「今後検討する」(同)としている。
faカレンダー6月25日(火)16:03
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