
NHKがインターネット配信サービス「NHK ONE」で受信契約情報の登録に応じないユーザーに対して、閉じることができないメッセージを表示する準備を進めていることがわかった。
だいたいポイント
- NHKは11月以降、「NHK ONE」に未登録ユーザーには閉じられないメッセージを表示する準備を進めている。
- 開始時間はユーザーの反応を見て決定します。
- NHKプラスから移行し、受信契約が確認されているユーザーは対象外となります。
レポートの詳細
NHKのネット配信と公共放送のあり方への反発
NHKの新たなネット配信構想「NHK ONE」が視聴者から強い反発を受けている。特に「閉じられないメッセージ」の導入は多くのユーザーに「強制的」「悪質」と受け止められており、X(旧Twitter)上では「ランサムウェア」「詐欺サイトのような」などの表現で批判が相次いでおり、これまでの「NHKプラス」とは異なり、それを前提としたサービス管理の厳格化が図られている。 契約に結びついたことは視聴者の間で反発を引き起こした。
投稿の中には、誤ってアクセスしただけで契約を迫られるのではないかとの懸念や、意図せず表示されて閉じられないことへの不満、さらには災害時の情報取得に支障をきたすのではないかとの懸念もあり、システムに対する疑問の声は多岐にわたる。特に若者の間では、同局を中立公正な公共放送というよりも、視聴者に負担を強いる組織として捉える傾向がある。
NHKは災害時は加入しなくても視聴できると説明しているが、平時から視聴制限や加入奨励が強まる中、ネット配信における公共放送の意義そのものが問われている。視聴者との信頼関係をどう築いていくかが今後の大きな課題となりそうだ。
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