– 南米ブラジル政府は、第二次世界大戦中および戦後すぐに日本人移民を投獄し、虐待し、強制的に国外退去させた行為について不正行為を認め、謝罪した。
ブラジル政府が戦中および戦後の日本人移民に対する処遇について公式に謝罪したのは今回が初めてだ。
ブラジル政府の諮問機関であるブラジル恩赦委員会は、第二次世界大戦終結後の1946年以降、独裁政権下で起きた人権侵害を調査し、賠償や謝罪を行うかどうかを検討している。
・ブラジル警察が1946年から約2年間、サンパウロ州沖の島の刑務所に日本人移民とその子孫172人を拘禁していた事件に関する公聴会が25日開かれた。
受刑者の多くは日本の国旗やその他のシンボルを踏むことを強制され、拒否した者は刑務所内で虐待や拷問を受けたとされている。
委員会は審議の結果、全会一致で謝罪を決定し、エネア・アルメイダ委員長は「ブラジル政府が日系移民を迫害した誤りを認める。残虐な行為や拷問を受けた皆さんのご先祖に謝罪したい」と述べた。
faカレンダー2024年7月26日 16:46
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