1月10日、ドイツとオーストリアの60以上の大学や研究機関がX(旧Twitter)の使用を中止する共同声明を発表した。
声明では、Xの現在の経営方針は、科学的で民主的な議論を重視する大学や研究機関の価値観と「相容れない」と述べ、停止の理由を説明している。
この動きはドイツの複数メディアが報じた。
Xの経営方針に対する批判
声明は、Xが右翼ポピュリストコンテンツの拡散を加速させており、事実に基づいた科学に基づいた議論を損なう可能性があると述べた。
一部の大学は個別の声明で、イーロン・マスク氏がプラットフォームを買収して以来、「所有者の意向に沿ったコンテンツが優遇されるようになった」と述べた。
イーロン・マスクと政治的背景
イーロン・マスク氏はドイツの右翼政党「ドイツのための選択肢」(AfD)への支持を表明し、2月の総選挙でAfDへの投票を呼びかけている。
マスク氏の発言や行動はドイツ国内外で議論を巻き起こしており、Xが特定の政治的立場を支持するためのプラットフォームとして利用されていると批判されている。
将来の影響
この動きはドイツやオーストリアの学界だけでなく、他国の研究機関や公的機関にも広がる可能性がある。
さらに、X を使用していた学術機関は情報を広めるための代替手段を模索しており、これにより新しいプラットフォームに注目が集まる可能性があります。
科学的議論と民主的価値観を重視する組織による使用停止は、Xの運営方針や社会的役割を巡るさらなる議論を引き起こす可能性が高い。
(文=シェアニュースジャパン編集部)
インターネット上のコメント
・Xを禁止しますか? TikTok や Weibo を使いますか?どちらがより偏っていますか?
・「多様性が大事!」というのは矛盾しています。しかし、価値観が合わないので使用をやめてください。 🤣
・右だけを否定するのは左に傾きすぎている証拠ではないでしょうか?腐ってるよ。
・イーロンの買収後、私はセンターに戻りました。
・大学の左翼教員の価値観に合わない言論を弾圧するというのはそういうことだ。
・極左が好むコンテンツが好まれなくなったというのは間違いではないでしょうか?
・Tiktokを使って永遠に踊ってください💃🕺🙇