8月31日夜、生放送された「24時間テレビ47 愛は地球を救うか?」(日本テレビ系)で、お笑いタレントのやすこがチャリティーマラソンに挑戦した。
高校時代に児童養護施設に入所した経験を持つ安子さん。今回は「全国の児童養護施設への募金マラソン!」と題し、集まった募金はすべて児童養護施設の支援に役立てられる。
・靖子さんがチャリティーマラソンを走った同日、深夜からNHK教育テレビでは8月28日に開幕したばかりのパリパラリンピックを中継。この日は車いすラグビーの日本対カナダ戦や男子50メートル自由形決勝などが朝まで放送された。
4年に一度のパラリンピックがなぜ「24時間テレビ」の裏で行われているのか、疑問に思う視聴者は多い。
テレビの記者は「24時間テレビを放送する日本テレビに対して、視聴者はすでに不信感を抱いている」と述べ、こう続けた。
鳥取県の日本テレビ系列局「日本海テレビ」の元取締役が、10年間にわたり「24時間テレビ」の寄付金や会社の売上金など265万円を横領したとして、2023年11月に懲戒解雇されていたことが分かった。
この事件をきっかけに視聴者は日本テレビに対して厳しい目を向け、怒りが一気に噴出したようだ。
また、NHK教育テレビは2016年に障害者情報バラエティ番組「バリバラ」と同じ時間帯に「24時間テレビ」のパロディ番組を放送した。「24時間テレビの番組内容が本当に支援者に寄り添ったものなのか」という疑問も持たれていた。
Xでは、
「パラリンピック開催中にオリンピック選手を集めてバラエティ番組をやるこの24時間番組は一体何なのだろう。そこに愛や福祉はどこにあるのだろうか」
「24時間テレビに注目するなら、パラリンピックにももっと注目してほしい。体の使い方やアイデアが満載だから!」
「24時間歩くことが、障害者への意識向上や地球の救済につながるのか理解できない…。パリパラリンピックを放送したほうが良いのでは?」
さらに、実業家の「ひろゆき」こと西村博之氏も8月30日に自身のアカウントで「24時間テレビで障害者を取り上げるならパラリンピックを放送すればいいのに…」と投稿し、視聴者からも同様の反応があったことがわかった。
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