＜なぜ妊娠を責める？＞【前編】義父の死後1か月で私の妊娠が判明。義家族に「喜べない」と言われた ｜ ママスタセレクト
お腹に赤ちゃんが宿るのは、赤ちゃんを待ち望んでいたママやパパにとってはものすごく嬉しいことですよね。できればまわりの人たちにもこの幸せを祝福してもらいたいと思うものでしょう。けれど今回の相談者さんは、妊娠をしたことで旦那さんの家族に嫌味を言われてしまったと相談しています。一体どのようなことがあったのでしょうか？
『義父が急死して、義家族は突然のことでかなりショックを受けていました。そして、義父の死後1ヶ月くらい経ってから私の妊娠がわかりました。義父が亡くなる前にできた子で、判明したのが亡くなった後だったというだけのことなのに、義家族から責められます。「こんなときに良くそういうことできるね」とか、「悪いけど喜べないわ！」とか、「所詮他人だから私たち家族の気持ちは分からない」など。
ちなみにわざわざ妊娠報告した訳でなく、体調不良からの妊娠を疑われ、バレた感じです。義父が亡くなる前にできた子どもだと説明しましたが、納得していない様子でした。
素直に喜べないことは仕方ないと思いますが、それでも喜べないとか、普通直接言う？ とモヤモヤするし、仮に義父が亡くなってからできた子どもだったとしても、何で私だけが責められるのかわかりません』
お義母さんは、息子である相談者さんの旦那さんには「今はおめでとうって言えない。ごめんね」と告げたそうです。しかしお義母さんや義妹さんは、相談者さんにだけ嫌味を言ってくる様子。旦那さんは「今はみんなショックを受けているだけだから真に受けるな」と励ましてくれたそうですが……相談者さんは「もう義家族に会いたくない」と思うくらいのショックを受けています。
すべての嫌味を受け止める必要はなし！言い返してやれ
お義母さんたちは勘違いしたまま聞く耳をもたないようですが、相談者さんはお義父さんが亡くなってから旦那さんと性交渉を一度も行っていないのだそう。つまりおなかの赤ちゃんは、確実にお義父さんが亡くなる前に宿った命です。にもかかわらず説明しても納得してくれない義家族……。ママスタコミュニティに集まったママたちは、「説明する必要も納得させる必要もなし！」とばっさり切り捨ててくれました。
『説明いらないよ。そういうことを考える方が下品で気持ち悪いし、「子どもは1人ではできませんから息子さんにおっしゃってください。孫と思われないようなので金輪際そちらとはかかわり合いませんから」って義実家と縁を切るわ』
『納得させる必要なんてないよ』
なぜ説明する必要も、納得させる必要もないのかというと…‥「義家族は相談者さんに難癖をつけて自分の鬱憤を晴らしているだけだ」というのがみなさんの見解です。相談者さんを「所詮他人だから気持ちがわからないんだ」と言いますが、父親となる旦那さんは義家族の身内。子どもを作る意思があったのは旦那さんも同じですよね。
『「所詮他人だから気持ちは～」って旦那さんも他人なわけ？ 難癖つけて気持ちを晴らしたいだけだね』
こうやってつじつまが合わない嫌味を言ってくる人に説明をしても、理解する気がないから無駄なのだと筆者は思っています。言い返せば言い返すだけ嫌味を長く聞くことになるので、「そうですか、それは旦那に言ってください」と片付けてしまった方が良いようにも思います。
『「旦那にそのまま言ってください」って全て言い返したら？ そんな意味不明なことを言うような相手なのだから。大人しくしていたらつけ上がるだけ』
ところで旦那さん、なんで無関係なふりしているの？
今回旦那さんは、嫌味を直接言われていません。それどころか相談者さんの方に、「みんなショックを受けているから気にするな」と言っています。しかしショックを受けている人は、誰かにショックを与えても良いのでしょうか？ 相談者さんだってひどいことを言われているのに、義家族に同情しろだなんて……旦那さんは相談者さんに対してひどいことを言っている自覚がないのでしょうか。ママスタコミュニティでは、旦那さんを責める声が数多くあがっています。
『義実家の面々は放っておきな。旦那、なに偉そうに言っているのよ。そう言われているときにオマエが割って入って怒るのが筋だわ』
『旦那も旦那じゃない？ 嫁がそこまで言われているのに「ショックを受けているだけ」で片付けるのもおかしい』
旦那さんが「精神的ショックを受けているのだから嫌味を言ってもしょうがない」と本気で思っているようなら、義家族に「嫌味は俺に言ってくれ」と言うくらいのことはしてもらいたいものですよね。
『なんで妻が責められるの？ 百歩譲って、旦那が責められるならまだ分かるけど……』
「あなたはいじめを傍観しているのと変わらないことをしている」「あなたも義実家と同じくらいひどいことをしている」と旦那さんにいまの気持ちを訴えましょう。相談者さんの気持ちを聞いた旦那さんが、もしかしたらなにかしらの対策をとってくれるかもしれません。
後編へ続く。
文・物江窓香 編集・古川純奈 イラスト・マメ美