鎌倉の素材でつくるふわふわな豆冨ハンバーグで古都のランチタイム♪「鎌倉 六弥太」 | ことりっぷ

鎌倉に店舗を構える豆腐店や精肉店から仕入れた素材を使ったハンバーグが人気の食事処「鎌倉 六弥太」。京都で日本料理の基礎を学んだ店主の豆冨ハンバーグは、秘伝のタレをかけていただく和風味です。お出汁や山椒などがほんのり香る和の味わいを楽しんではいかがでしょうか。
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鎌倉で初めての豆冨ハンバーグの専門店
鎌倉駅西口から徒歩約1分
京都で和食を学んだ店主がきりもりする「鎌倉 六弥太」は、鎌倉駅からすぐの線路沿いにある落ち着いたたたずまいのお店。週末のお昼時には行列もできる人気店で、店頭の提灯に“豆冨ハンバーグ”と縁起を担いだ漢字をあてているところに和食職人としての心意気があらわれています。
趣のあるカウンター
屋号の六弥太は豆腐の別称で、源義経の家臣として活躍した岡部六弥太忠澄という人物に由来しているのだそう。かつて京都の宮中では豆腐の白さが壁のようだったことから豆腐のことを「御壁(おかべ)」と呼んでいました。その一方、岡部六弥太忠澄も苗字の読みが「おかべ」で同じだったことから、いつしか名前の「六弥太」も次第に豆腐を表す言葉として知られるようになったといわれているのだとか。

(左上)目印の提灯(右上)風情ある暖簾(左下)ファンの多い自家製割り醤油は販売も「六弥太の醤油」(600円)(右下)落ち着くテーブル席
その日の分だけ届く材料で早朝からはじまる仕込み

豆腐も合いびき肉もその日の分だけ仕入れるので新鮮
材料は鎌倉の老舗の豆腐屋の毎朝作りたての絹ごし豆腐と、小町通りにある老舗精肉店の国産の鶏肉と豚肉の合挽肉です。大豆本来の旨味と甘みが詰まった絹ごし豆腐の水をしっかり切ったあと、2度挽きでなめらかにした合挽肉と和風の調味料を合わせてオーダーごとに手ごねでふんわりと成形。フライパンで焼き目をつけたらオーブンでじっくり焼いて旨味を閉じ込めた豆冨ハンバーグです。
ふわふわの豆冨ハンバーグを温かいうちに召し上がれ
「鎌倉バーグ御膳」(1600円)
自慢の豆冨ハンバーグは “鎌倉バーグ”と呼ばれ、たっぷりの野菜サラダと豆乳の味噌汁、しらす奴、ご飯がセットになっています。スタンダードな「鎌倉バーグ御膳」では、ふわっとした焼きたてを日本古来の調味料でブレンドした自家製割り醤油で、シンプルな美味しさをいただきます。
鎌倉バーグに欠かせない秘伝の自家製割り醤油
鎌倉バーグの味の決め手となる秘伝のタレは、醤油をメインにカツオとコンブでとった黄金色の出汁・山椒・ニンニク・ショウガといった和の素材を配合しています。それぞれ個性のある素材を品数多く使いながらも和食を得意とする店主の微妙なさじ加減が、全体を品のいい和風の味わいにまとめます。お好みでワサビや柚子胡椒をリクエストして。
たっぷりのしば漬けがポイントの和風タルタルソース
「和風タルタルソース」にも自家製割り醤油をかけて
鎌倉バーグは「鬼おろし醤油」や「チェダーチーズ」、「季節限定」などトッピングソースのバリエーションも豊かです。なかでも「和風タルタルソース」は玉子とマヨネーズといった一般的なタルタルソースに小ネギと無着色のしば漬け、山椒、醤油で仕上げた和風の味わい。あっさりとしながらもコクのあるこのお店だけの美味しさです。
「鎌倉バーグ御膳 和風タルタルソース」(1700円)
和風の味わいが白いご飯によく合う鎌倉バーグ。ご飯は山形産の「はえぬき」で和食にはこうした甘みのある小粒の品種がよくあうのだそう。おかわり自由で、最後はお皿の食材をすべてご飯にかけていただくのが通の食べ方なのだとか。和の食材がご飯によく絡んで、和食をいただいたような感覚になりますよ。ぜひランチに立ち寄ってくださいね。
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