タレントの中居正広さんの女性トラブルを巡り、米投資ファンドのダルトン・インベストメンツは21日、フジテレビの親会社フジ・メディア・ホールディングス(HD)に対し、さらなる措置を求める書簡を送った。ということが明らかになりました。これは複数のメディアが報じた。
ダルトン氏は、すべてのメディアに公開された記者会見と第三者委員会の設置を求めている。
フジ・メディアHDへの2通目の手紙
ダルトンとその関連会社は今月14日にフジ・メディアHDに対し、第三者委員会の設置と詳細な調査を求める書簡を送付しており、今回が2通目となる。
ダルトン氏は日弁連のガイドラインに準拠し、問題の徹底的な解明と透明性の確保を重視した独立した第三者委員会の設置を求めている。
17日の記者会見を批判
フジテレビの港孝一社長らが1月17日に記者会見を開いたが、出席できたのは一部の報道機関のみで、テレビカメラの取材も認められなかった。
その結果、湊社長は多くの質問に適切に答えることができず、視聴者や投資家の間で不信感が広がった。
ダルトン氏は今回の記者会見について「疑問が残った」と指摘し、「衝突以外の何ものでもなかった」と強く批判した。
さらに「信頼回復どころか、評判を傷つけることになった」と述べ、フジ・メディアHDの対応に問題があったと強調した。
透明性を求めるダルトン氏の呼びかけ
ダルトンは、今回の事態がフジテレビのコーポレートガバナンスと説明責任に関わる重大な問題であると認識している。
このため、今週中にテレビカメラを入れた記者会見を開催し、全てのメディアが参加できる環境を整えることを強く求めております。
ダルトン氏は情報の透明性が確保できない場合はさらなる措置を検討するとしており、フジ・メディアHDには迅速かつ誠実な対応を求めている。
今後の対応と影響
フジ・メディアHDがダルトン氏の要請にどう応えるかに注目が集まる。
現在、同社の対応は視聴者や株主から厳しい視線を受けており、今後の記者会見の開催や情報開示のあり方についても疑問が投げかけられている。
この問題への関心はSNS上でも高まっており、Xなどでは「フジテレビの対応に疑問を感じる」という投稿が多数寄せられている。
フジ・メディアHDが視聴者の信頼回復に向けてどう対応するかがポイントとなる。
(文=シェアニュースジャパン編集部)
インターネット上のコメント
・まともな記者会見ならテレビで放送できるような内容だろうか? 😇
・フジテレビなのに記者会見にテレビを入れなかったのは本当に面白かった。
・先生に叱られる小学生みたい
・その通り。フジテレビはこんなことになるとは知らなかったのだろうか。
・不治のテレビが詰まっています…