経済アナリストの森永卓郎氏(66)が1月16日に出演したラジオ番組で、がん闘病中の体調について詳しく明かした。
森永さんは2023年12月末に「すい臓がん(ステージ4)」と診断され、現在は「原発不明がん」に分類され免疫療法薬による治療を受けている。
体調の悪化やがんの進行
森永は番組で「腹部と背中に激痛があり、筋力も大幅に低下した」と述べ、「ここ1年で一番ひどい状態だった」と明かした。
医師はCTスキャンを通じて、がんが腹部への播種(転移)まで進行している可能性があり、転移により激しい痛みを引き起こしていると指摘した。
痛み止めで痛みを抑えているが、体力の低下は避けられず「自由に動けなくなった」という。
また、医師に「あとどれくらい生きられるのか」と尋ねたところ、「神のみぞ知る」と言われ、最悪の場合「生きられるだろうか」と言われたことも明かした。今年の桜は見られますか?」
ただ「頑張れる人もいるし、何が起こるか分からない」と前向きだ。
日常生活と病気と闘う意志
森永氏は2024年11月にイベントに出演した際、要介護3にもかかわらずラジオの収録や執筆活動を続けていることを明かした。
特に8月には1ヶ月で13冊の本を書くために31日間連続で徹夜するという“人体実験”を行ったと語り、出演者らを驚かせた。 。
この放送の最後に、司会者から「治療を諦める時期が来ました」と励まされると、森永さんは「はい、頑張ります!」と力強く答え、決意を示した。病気と闘うために。
前向きな姿勢と周囲のサポート
闘病中でも活動を続ける森永さんの姿勢に、多くのリスナーやファンから応援の声が寄せられている。
「絶望的な状況でも明るく働き続ける姿に励まされる」「桜の季節を一緒に祝ってほしい」などのメッセージが寄せられている。
森永さんはがん治療の困難に直面しながらも、自身の経験をメディアや出版物を通じて伝え続けている。
彼の一刻も早い回復を祈るとともに、彼の挑戦が今後も多くの人々に希望を与え続けることを願っています。
(文=シェアニュースジャパン編集部)
インターネット上のコメント
・痛みは鎮痛剤で抑えられます。森永さんは素晴らしい生命力の持ち主で、病気と闘い続けてこられたと思います。
・末期がんというと、寝たきりで動けなくなり、ただ残りの人生を受け入れることを意味するという印象がありました(両親は両方ともそうして亡くなりました)。しかし、森永さんを見ていると、できることは積極的に取り入れて実践しているように見えます。これは生き方の指南書です
・抗がん剤治療が効きにくい「難治性悪液質」の段階に入っているのでしょう。
・森永さんは抗がん剤が効かなくて大変だったので中止になったとのこと。それ以来、かなり自分のことはできていると思っていましたが、大変な部分もあったのでしょう。
・人間は永遠に生きることはできません。森永さんの場合は、人生に執着しているわけではなく、治療を受けながらも自分のやりたいことをできる限りやってみようという前向きな気持ちがあるそうです。
・森永さんの生き方は多くの患者さんにインスピレーションを与えていると思います。
・私は人生でがん患者を抱えてきた者として、この生命力と行動力の強さを驚くべきものだと感じてきました。