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・■菅首相の「ジョーカー」は小泉進次郎だ
「菅首相は、小泉進次郎元環境相の出馬に期待している。菅首相は石破氏を支持しているが、進次郎氏が最有力候補だ。進次郎氏は43歳で総裁候補の中で最年少であり、非常に明るい人物だ。」
「中身がないと言われることもあるが、だからこそ敵は少ない。国民の人気も高く、選挙の顔にもなり得る。自民党の裏金イメージを払拭するにはうってつけだ」
しかし、進次郎氏は首相になるという夢について一度も語ったことがない。
「父の小泉純一郎氏は『50歳まで総理を支える』と厳命していた。まだ実力のない進次郎氏が総理になっても、あっという間に『賞味期限』が来て切り捨てられるのではと危惧している」
純一郎は日本よりも自民党、党よりも清和会派、派閥よりも小泉家を大事にする男だ。自民党を救うために息子の進次郎を犠牲にするつもりはない。
進次郎さんも父の言うことを忠実に守った。兄の孝太郎さんが言うように、小泉家では父の命令は絶対だ」
最近、父・純一郎の信念に変化があったのではないかと感じる出来事がありました。
森喜朗元首相、中川秀直元官房長官との定例会談で、潤一郎氏は両氏から総裁選への出馬を勧められた。8月2日の会談に同席していたジャーナリストの田原総一朗氏によると、潤一郎氏は「それが森さんの望みなら、出馬すると言えば反対しない」と応じたという。
「森氏がそう言ったのは事実だと思います。森氏に言われたのではなく、本人がそう思ったからです。これまでは進次郎氏は絶対に出馬しないと言っていたが、今は『本人が出馬すると言うなら反対しない』と態度を軟化させている」
純一郎氏が何を考えていたかは分からないが、進次郎氏を50歳まで引き留めてもすぐに総理大臣になれるとは考えていなかったのかもしれない。むしろ、進次郎氏を待ち望む人々の波に乗った方が面白いと考えたのかもしれない。
もともと「劇場型政治」の発案者ですから、どちらが面白いかを考えます。「勝てるなら出馬しよう」という気持ちになったのでしょう。そう考えると、進次郎氏が総裁選に出馬する可能性は格段に高まりました」
そして、もし菅氏が進次郎氏を支持すれば、麻生氏が支持する茂木氏を破れる可能性は高い。
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