ドジャースの大谷翔平選手(30)がロサンゼルス郊外に12億円の豪邸を購入していたことが明らかになってから約1カ月半。大谷選手は新居について難しい決断を下したと報じられている。
発端は一部テレビ局の暴走だった。5月下旬、地元紙ロサンゼルス・タイムズが大谷が購入した12億円の豪邸の存在を報じると、新聞、テレビ各社がこぞって報道。一方、大谷側とフジテレビ、日本テレビの間でトラブルが発生。両社とも新居前から記者を中継させるなど、住所がバレる報道をし、大谷を激怒させた。
球団関係者によると、大谷選手は購入した12億円の豪邸について「もう住めない」と述べ、新居には移らずに売却する意向を示した。
――実は購入が報じられてから約1カ月半が経過していますが、大谷選手が新居に入居する気配はありません。
「現在、この住宅は大谷さんの不動産管理会社『デコフィン合同会社』が所有していますが、売却に向けて調整中だそうです。引っ越し前から情報が漏れていたため、大谷さん側は不動産会社の情報管理体制に不信感を抱いており、『責任を取って買い手を探してほしい』と要望していると聞いています。不動産会社もこのような事態になるとは予想しておらず、大谷さんの怒りを察してかなり動揺しているようです」(前出チーム関係者)
大谷さんが緊張するのも無理はない。ロサンゼルスでは最近、集団強盗が増加し、社会問題になっているからだ。
特に有名人がターゲットになっており、大谷さんの同僚も被害に遭っている。
「試合後、チームの主力選手の一人であるマンシー選手が家族とともにスタジアムから帰宅する途中、車内で携帯電話のセキュリティアラームが鳴った。防犯カメラには、複数の犯人がマンシー選手の家に侵入し、部屋を捜索する様子が映っていたようだ。」
「野球選手は故郷から遠く離れた場所に遠征することが多く、妻や子どもを家に残して出かけることも少なくありません。同僚が恐ろしい体験をしたという話を聞くと、間取りや住所が世界中に知られているような新しい家に引っ越したくないと思うのも当然です」と米国在住のジャーナリストは語った。
faカレンダー2024.07.11 07:00
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