プロカメラマンの中村さん(@bianco10)は、撮影現場の様子を「不快だったので吐き出します」とSNSに投稿。
この投稿は、写真家という職業に対する誤解や軽蔑とも取れるコメントに反論するものとして、多くの共感を集めた。
敷地内のイベント
中村さんの投稿によると、現場では「今はスマホの画質も良くなったからカメラマンの仕事は減るだろう」と軽い口調で言われたという。
この発言に対し、中村氏は「素人には無理」とキッパリ言い、さらに「素人が画質の良いスマホを手に入れても、写真にはかないません」と主張した。プロが撮影したものなので、「画質が綺麗で売り物にならない写真」しか撮れなくなります。
写真は「総合力」を示す
中村氏は、写真の価値は画質だけではないと強調した。
「写真は総合的なスキル。画質だけではこの世界を続けていくことはできない」と語り、プロの仕事の核となるのは構図、照明、特徴を引き出す能力だと付け加えた。被写体、撮影後の編集や仕上げなど、さまざまな要素が含まれます。両者の絡み合いで成り立っていると強調した。
写真業界の技術革新とプロフェッショナルの役割
近年、スマートフォンのカメラ性能は飛躍的に進歩し、AI技術を活用した補正やエフェクト機能も充実しています。
その結果、誰でも美しい写真を撮影できるようになりました。しかし、中村氏が指摘するように、テクノロジーが進歩しても「プロの写真」の価値は消えない。
プロの写真には、被写体に合わせた表現力、撮影環境の困難を乗り越える技術、そして作品を通して伝えたいストーリーがあり、機械や素人には簡単には真似できません。は。
中村さんの投稿には「写真は画質だけではないという言葉に勇気づけられた」「プロの総合力を軽視するようなコメントには同意できない」などの共感のコメントが多数寄せられた。
一方で、「プロの撮影がこんなに簡単にできるスマホの技術自体が素晴らしい」という意見もありました。
技術革新が進んでも、プロの写真家が撮った写真は特別な価値を持ち続けます。
スマートフォンや最新機器が普及した現代においても、プロフェッショナルの役割と重要性を改めて認識し、尊重することが求められています。
(文=シェアニュースジャパン編集部)
インターネット上のコメント
・全世界は3分の1です!逆光は勝利です!頭上の白い空間は敵です!
・画質が良いことと写真が美しいことは別のことです。
・カメラマンに仕事を依頼するクライアント次第だと思いますが、良いクライアントが見つからなければプロもただの人間です。
・おっしゃるとおりです。
・フルサイズ一眼レフや大口径レンズにスマホ並みの画質で勝てるのが不思議です。まずはリングに上がります。
・私はカメラマンです。現場でも同じことが言えます。私は言い返したい気持ちをひねって、「まあ、明るい屋外で記念写真を撮ってもあまり変わらないでしょうね」と答えました。
・プロの写真家の素晴らしいところは、光の使い方です。それはスマホを持っていても学べません。