実業家の前澤友作氏(@yousuck2020)が、ZOZO社長時代の「時短」の経験をX(旧Twitter)で振り返り、大きな話題を呼んでいる。
前澤氏は投稿の中で「従業員の労働時間を8時間から6時間に短縮した結果、売上と利益は減るどころか増加した」と述べ、その理由を「従業員のポジティブな感情と意識」にあると述べた。業務効率の向上」の2点を挙げた。
なぜ労働時間の短縮が生産性の向上につながるのか
前澤氏は労働生産性向上の要因として以下の2つを指摘する。
●労働時間短縮によるポジティブ感情の向上
労働時間の短縮により従業員のモチベーションが向上し、士気も向上しました。
●業務効率化への一人ひとりの意識向上
限られた時間内で作業を終わらせるために、従業員は自主的に無駄を省く努力をしました。
私たちの分析では、これら 2 つの要素が相乗効果を生み出し、生産性が向上したことがわかりました。
「気分や気分次第で労働生産性が向上する」。
前沢氏は続けて「経済成長を目指すには働く人の気分や雰囲気が重要だ」と述べ、スポーツチームの例を挙げて「根性論を否定する人もいるが、感情や気持ちは大事だ」と語った。生産性に大きな影響を与えるのは事実です。
「経済成長には士気を高める施策も不可欠だ」と重ねて強調した。
ネット上の反応
この投稿に対し、ネットユーザーらからは以下のような意見が寄せられた。
- 「労働環境を改善することで士気や生産性が向上するのは確かです。働く人の気持ちを大切にすることが会社の成長につながると信じています。」
- 「ドイツでも同じ実験をしました。結果は同じでしたが…」
- 「初期と成熟期の違いはあると思いますが、もっと働きたい人がいるのも事実。個人が選択できる方が良いのではないかと思います。」
- 「今から6時間働けばやる気が出ます。間違いありません。私も同感です🙋」
今後の労働環境改革に期待
前澤氏の提案は、長時間労働が問題視される時代における新たな働き方の可能性を示唆している。
労働時間短縮による生産性向上が今後どのように波及していくのか、引き続き注目が集まりそうだ。
(文=シェアニュースジャパン編集部)