「専業主婦になりたい」と娘が言ってきた!あえて「専業主婦になるためには」の視点で答えてみた | ママスタセレクト
みなさんは、お子さんの将来を想像したことがありますか? いいパートナーを見つけて幸せに暮らしてほしいと願う人もいれば、夢に向かってバリバリ働いてほしいと願う人もいるかもしれません。ママスタコミュニティに、娘さんをもつママからこんな投稿が寄せられました。紹介します。
『「結婚したら専業主婦になりたい」と娘が言ってきたら、どうする?』
投稿者さんには年頃の娘さんがいるようですね。もしかしたら、わが子の「専業主婦になりたい」という言葉の真意がわからず、投稿したのかもしれません。この質問にママスタコミュニティのママたちはどう答えるのでしょうか。ママたちの声を紹介します。
私ならこう答えます!
『「相手と相談して決めたらいいね」って言う』
『「専業主婦になれる旦那さんと出会えるといいね」と言うかな』
『「あら、私みたいになりたいの? じゃあパパみたいな人をみつけてみたら? なかなかいないけど」と言う』
『親が口出すことではないから、「へーそうなの」と言うよ』
自分自身の経験談を交えて回答するママや子どもの将来を見守るママたちから、さまざまな答えが返ってきましたね。子どもの将来は、親が決めることではありません。ただし人生の先輩として、アドバイスをすることも必要ですよね。アドバイスをするか、見守るべきか迷ったときは、まずは娘さんの発言の真意を探ってみるといいかもしれませんね。
「専業主婦」になるためには?
あるママたちからは、「専業主婦になるためには必要なことがある」との意見が届きました。
『「稼ぎが良くて、パワハラモラハラしなくて、ギャンブルしなくて借金もなくて、浮気しなくて、体が丈夫な旦那さん見つけないと無理よ」という』
『「良い相手を見つけるためには自分磨きをちゃんとしないとね」と全面的に応援』
『「大手企業の役員とか医師とかの妻になるには本人も相当スペック高くなきゃ相手にされないわよ」と言うかな』
家計を考え、専業主婦になりたくてもなれないケースもあるでしょう。「結婚後に働くか働かないかはパートナー次第」と考えたママたち。「専業主婦」になるということは、パートナーのお給料だけで生活するということですもんね。子どもたちが大きくなるころにはどんな社会になっているかはわかりませんが、今の状況を鑑みて「簡単なことではない」と判断したようです。理想の結婚相手にめぐり合うためには、まずは自分磨きが大事だと感じているようです。
貯金や手に職をつけてとアドバイス
子どもの自立を促すべく、「手に職をつけて!」とアドバイスするママたちからもコメントが届きました。
『「あなたには自分で稼ぐ能力も才能もある。人生を他人に委ねないほうが良いよ」と言う』
『「何かあったときのため、手に職はつけておいたほうがいいよ」とは言うかな。私自身が資格もない専業主婦だから』
『専業主婦が当たり前だった時代もあったけど、今は違うからね。絶対離婚しないと言いきれないし、いつでも自立できるスキルはあったほうがいい。お金に困るから離婚できないって地獄だよ』
『中途半端なまま年齢だけ重ねて専業主婦になると、何ごとも中途半端になってしまうと思う。私は社会経験を積んでから専業主婦になったから、満足している』
娘の希望に寄り添ったうえで、時代に即したアドバイスをすると答えてくれました。自立したほうがいいと考える理由には「社会を見て視野を広げたほうがゆくゆく自分のためにもなるから」と「離婚などのリスクを考え、稼いでおいたほうがいいから」の2つがありそうです。前者は前向きな理由ですが、後者は保守的な理由ですよね。
子どもの将来には親が口出しすべきではない
『どうするって、その子の人生親が口出しするのはおかしい』
『親がどうしようと娘の人生は最終的に娘次第。親が口出すべきじゃないこともある』
「娘が専業主婦になりたいと言ってきたら、どうする?」と質問した投稿者さん。しかしこれについて、「親が口を出すべきではない」との意見も届きました。わが子が専業主婦になりたいと発言する背景には「働くのが怖い」「自分に合った仕事がわからない」といった消極的な理由もあるかもしれません。また「親が共働きでさみしい思いをしたから、自分の子に同じ思いをさせたくない」といった理由が隠されているかもしれません。
子どもの将来については、親が先回りして口出しすることではないかもしれません。ただし頭ではわかっていてもついついアドバイスしたくなる人もいるでしょう。そんなときはまず、娘さんとゆっくり将来の話をするところからはじめてみてはいかがでしょう。会話のなかで、娘さんが感じている希望や不安に気がつくかもしれませんよ。
文・安藤永遠 編集・荻野実紀子 イラスト・Ponko