神戸市で2023年に6歳の男児の遺体が見つかった事件で、神戸地検は5日、男児の母親や兄弟に性的暴行を加えたとして、傷害致死などの罪で起訴されている男児の叔父の男(33)を強制性交などの罪で起訴した。
被告は神戸市西区の無職、保坂大地容疑者(33)で、強制性交と強制わいせつの罪で起訴されている。
保坂被告は2023年6月、同居していた長男の保坂奈緒さん(当時6歳)を鉄パイプで殴って殺害し、遺体を遺棄したとして、保坂奈緒さんの母親(35)と双子の妹2人とともに、傷害致死と死体遺棄の罪で起訴されている。
起訴状によると、保坂被告は、修ちゃんが置き去りにされた日から翌日の朝まで、自宅で修ちゃんの母親と姉、妹2人を鉄パイプで床を叩きながら「言うことを聞かないと頭を殴り潰すぞ」「次は誰が死ぬかな」などと脅し、さらにビニールひもで子どもたちの手首や足首を縛った上で、性的暴行やわいせつ行為をしたとされている。
保坂被告は取り調べに対し、妹に恋愛感情を抱いていた趣旨の発言をしたといい、事件の背景には歪んだ恋愛感情があったとみられる。
faカレンダー2024年7月5日 17:30
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