三浦半島と鎌倉の珍しい野菜をランチで♪ 逗子のカフェ「Seedling kitchen逗子」 | ことりっぷ

神奈川県三浦半島は、太陽の恵みで野菜がすくすくと育ち、おいしい野菜がたくさん採れる地域。農家の方がさまざまな種類の野菜を育てています。三浦半島にある逗子市で、三浦半島のとびきりおいしい野菜を使い、彩り豊かなランチに仕上げるカフェ「Seedling kitchen逗子」で、滋味豊かな野菜料理を楽しみませんか。
ことりっぷ編集部おすすめのホテルをピックアップ
野菜の色がおいしく映える店内に

落ち着いた店内。無垢材のテーブルの手触りも心地がいい
「店内は野菜の彩りを楽しんでもらうために、料理の色が映えるようにしています」とオーナーの高橋香苗さん。勤めていた野菜料理のお店を引き継いで独立し、2018年に逗子でお店を始めました。カフェではケータリングやデリバリーもやっており、ケータリングは木箱を使用することで、廃棄物を減らすゼロ・ウェイストにも取り組んでいます。
農家さんが丹精込めて作る三浦と鎌倉の野菜を使う

色もきれいなにんじんや大根、ズッキーニ、パプリカ、バターナッツかぼちゃ、赤いとうもろこしなど
主に横須賀市で無農薬・無化学肥料で栽培を行っている「SHO Farm」や、さまざまなチャレンジをしている鎌倉の若い農家、細谷さんの朝採れ野菜を直接仕入れて使っています。多品種の野菜を栽培しているので、使いたいいろいろな野菜を持ってきてくれるそう。
旬の野菜のおいしさを引き出す色彩豊かな料理

「畑のわっぱ」1650円。ひじきと卵以外は野菜で作る盛りだくさんのメニュー
わっぱには白にんじんのグリルや夏野菜のカポナータ、黄色・白・オレンジのにんじんのラペ、はりはり漬けなど季節のデリが乗っています。わっぱをさらに鮮やかにするのが、ビーツの甘酢漬けを入れたピンク色のポテトサラダ。酸味もあって人気のあるデリです。ごはんは玄米黒酢農法で栽培する秋田県大潟村の黒米入りの玄米ごはん。ひと手間加えたカラフルな野菜のデリと味わって。

料理には手作りの塩麹や醤油麹を使っている
醤油麹に漬けたお肉がつく「大地セット」や、魚がメインの「海セット」のほか、12~13種類のスパイスを独自にブレンドしたドライカレーに近い「ベジタブルカレー」も人気です。
体にやさしいスイーツ&ドリンクでひと息

「季節のマフィン」418円とセットドリンクの「カモミールティー」(+440円)。写真は定番の「生チョコラズベリー」
「生チョコラズベリー」は、「SHO Farm」が育てた生ラズベリーを冷凍保存して使っています。しっとりしたマフィンの中にも濃厚な生チョコレートとラズベリーが。ラズベリーの甘酸っぱさとプチプチの食感がアクセントになります。ボリュームも満点。温めて提供してくれますよ。

「米粉のチーズケーキ」と「オーガニック&フェアトレード紅茶」のセット880円
紅茶は逗子市がフェアトレードタウンとして取り組んでいることから、フェアトレードのものを使っているそう。安心できるオーガニック紅茶はセイロンとアールグレイの2種類です。

ティーポットで出される「薬膳茶」(リラックス)770円
美しい彩りの旬野菜や体がホッとするスイーツ、薬膳茶をいただいて、暑さで疲れた体を内側から元気にするのはいかがでしょうか。

※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。
文:細江まゆみ 撮影:加藤熊三